八王子めじろ台バプテスト教会

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人知を超えた神の恵み

民数記20:1~13「人知を越えた神の恵み」

    民数記20:10モーセはアロンと共に会衆を岩の前に集めて彼らに言った、
       「そむく人たちよ、聞きなさい。われわれがあなたがたのためにこの岩
        から水を出さなければならないのであろうか」。
 

 本日の聖書箇所でも岩から水を出してくださっているのは神さまです。しかしモーセた
ち指導者は言います、
「われわれがあなたがたのためにこの岩から水を出さなければならないのであろうか」。
随分と恩着せがましい言い方のように思えます。受け取りようによっては「おまえたちと
は違って自分は神側の人間だ」・・・自信満々、傲慢と言っても差し支えないかと思いま
す。しかし決してモーセも最初からこういう言い方をする人ではありませんでした。

     民数記11:14わたしひとりでは、このすべての民を負うことができません。
          それはわたしには重過ぎます。
         11:15もしわたしがあなたの前に恵みを得ますならば、わたしにこのよ
          うな仕打ちをされるよりは、むしろ、ひと思いに殺し、このうえ
          苦しみに会わせないでください」。
 

 同じ民数記に描かれているモーセの姿なのですが、神の民のわからず屋さんぶりに、
ほとほと弱り果てています。「こんな身勝手なことばっかり言う人たちの面倒はもう見ら
れません。いっそ死んだ方がマシです。」・・・悲鳴であります。
イスラエルの民が、そして指導者モーセ自身が、聖なる神さまに対して不満を抱く、悲鳴
をあげる、それは神さまに対する誤解、身の程わきまえない不満、的外れ、罪、というこ
とだったのでしょう。けれども、それでも神さまは、悲鳴を断罪されることはありません。
 本日の聖書個所では、恩着せがましい態度へと随分とモーセの態度が変わってきてし
まっています。その間、実際には40年近く、相当な年月が経過しています。その年月に、
幾つもの事件があったことが聖書には記されています。神の民のわからず屋ぶりがひど
くなって、ついには「モーセの言葉よりも自分達の方が正しい。」という傲慢な態度に出
た者たちが荒野で滅びることとなってしまいました。それらの事件を通して、モーセの言
うことの方が正しかったのだ」ということも、徐々に明らかにされ続けてきました。
そして本日の聖書箇所に戻りましょう。

    民数記20:12そのとき主はモーセとアロンに言われた、「あなたがたは私を信
          じないで、イスラエルの人々の前に私の聖なることを現さなかっ
          たから、この会衆を私が彼らに与えた地に導き入れることができ
          ないであろう」。
 

 その生涯を掛けて打ち込んできた仕事、その人生のすべてを捧げ尽くしてきた大事
業、その大事業のゴールにモーセは入ることはできないと宣告されます。この後、わから
ず屋の民の方は入ったけれども、モーセの方は入ることができなかった。
 かつて悲鳴を上げて、「一人ではこの民を担えません、自分は無力で何もできなくて死
んだ方がマシなくらいの人間です」、と嘆いていた頃にはその不信仰が断罪されることは
ありませんでした。ゴールに向かって進むことだってゆるされていました。けれども、恩
着せがましい物言い、自分たちはすでに神側の人間である、といったような態度に出た
今、それらの物言い、態度は、ゆるされざる不信仰として断罪されました。
そしてゴールに向かう道も閉ざされたのでした。
 けれども、実際に新約聖書に目を向けますならば、「天国に入りそこなったモーセ」と
いう言い方は決してできない、と思うのです。

    マルコ9:2六日の後、イエスは、ただペテロ、ヤコブ、ヨハネだけを連れて、
         高い山に登られた。ところが、彼らの目の前でイエスの姿が変り、
     9:3その衣は真白く輝き、どんな布さらしでも、それほどに白くするこ
         とはできないくらいになった。
     9:4すると、エリヤがモーセと共に彼らに現れて、イエスと語り合って
         いた。 
 

 いわゆる寿命を迎えることなく生きたままで天へと引き上げられていったエリヤと、約
束の地、神の国に入りそこなったモーセ。正反対の最後を迎えた二人が等しく、イエス様
の両脇にいる。イエス様の恵みはそういう不思議な恵みなのだろうな、と私は思います。
 そして当のモーセ自身も、ひょっとすると、自分の傲慢さを後悔していたのかもしれま
せん。「自分だって同じように荒野で滅びるばかりの存在だったじゃないか。だのに、彼
らと自分は違う人種だ、といったような傲慢な態度に出てしまった。もはや取り返しがつ
かない」・・・そういう苦しい後悔を抱えながらの最後だったのではないか・・・
私にはそのように思えてなりません。

本日の招詞
    詩篇136:23われらが卑しかった時に われらをみこころにとめられた者に感謝
          せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。
 

 イエス様の光、十字架と復活の光、ゆるしと和解の光、それはとこしえに絶えることが
ない。復活されたイエス様は今、天に昇られて祈ってくださっていることでしょう。
人生の荒野にさまよう人たち、埋もれている人たちのために祈ってくださっていることで
しょう。
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by hachimejibap | 2011-11-11 22:08 | メッセージ
 ひと足早いクリスマスコンサートのお知らせです。
    
    日時: 2011年11月26日(土)
            13:30~
    場所: 八王子めじろ台バプテスト教会
    聖歌隊:常盤台バプテスト教会聖歌隊 


土曜日のひととき、美しい讃美歌と証に、心を委ねてみませんか。
みなさまのお越しを心からお待ちしています!!

          
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by hachimejibap | 2011-11-08 22:30 | 教会からのお知らせ

みんなで歌おう!共に話そう!そして一緒に祈ろう! 〒193-0833 東京都八王子市めじろ台2-15-2 ℡.042-663-7036


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