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八王子めじろ台バプテスト教会 hachimejib.exblog.jp

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ゲッセマネの祈り

ゲッセマネの祈り

     マルコによる福音書 14章32~42節


 マルコによる福音書は16章から構成され、他の福音書に比べて一番短く、

かつ一番早い時期に書かれたと言われています。イエスの誕生や幼少期、家庭環境などには一切触れられておらず、イエスの宣教活動

特に最後の一週に展開する「受難」の事柄が福音書全体の中心になっています。今日は「受難」の中でもとりわけ重要な「ゲッセマネの

祈り」を中心に、そこに映し出される「イエスの苦しみと弟子たちの弱さ、そしてそれらを超える神の救いのご計画」についてご一緒に

考えてまいりましょう。

ユダヤ教三大祭の一つである過ぎ越し祭のためにエルサレムに入城したイエスは、群衆から熱狂的に歓迎されました。しかし宗教指導者との軋轢により、彼らはイエスを殺害しようと計画します。そのような中、イエスは弟子たちと共にゲッセマネの園で父なる神に祈ります。「わたしは死ぬばかりに悲しい(苦しい)」と弟子たちに語り、共に祈るように懇願します。そして「この杯を私から取りのけてください」と神に祈るのです。それほどまでに苦しい杯とは一体何でしょうか。それは神の裁きを意味します。神に背いた私たちの罪を神の子イエスが背負ってくださるのです。しかし弟子たちにはイエスの真意が分からず、日頃の疲れが出て、眠ってしまうのです。ここに私たちの姿が映し出されています。神様のために何かしようと熱い思いがあっても、いざとなると自分のことで精いっぱい、神様や隣人のことが見えなくなる私たちがいるのです。その私たちに、イエスは「誘惑に陥らぬよう、目を覚まして祈っていなさい。」と諭すのです。私たちは弱いからこそ、祈り続けなければならないのです。神につながっていなければならないのです。十字架にかかる直前、ご自身も苦しみの中にあったイエスは、弱く疲れている弟子たちをも心に留めて、自分亡きあと、弟子たちがしっかりと信仰に立ち、福音を宣べ伝える”器“となるようにと教えられたのです。

イエスは苦しい杯(十字架での死)を取り除いて欲しいと神に願いましたが、最後は「御心が成りますように」と祈り、眠っている弟子たちに「時が来た。立て,行こう」と毅然と十字架の死を受け入れる覚悟を表します。しかしイエスは十字架上で死にましたが、3日目に復活し、弟子たちに新しい使命を託します。それはイエスこそこの世の救い主、私たちはそのことの証人であるということです。ゲッセマネで眠ってしまった弱い弟子たちは、イエスの深い愛と憐みによって、新しい者へと変えられ て、この世へと立ち上がって行くのです。ここに神のはかり知れない救いのご計画が現れたのです。


by hachimejibap | 2019-04-16 20:14 | メッセージ