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八王子めじろ台バプテスト教会 hachimejib.exblog.jp

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マリアの賛歌―平和の歌

聖書 ルカ1:39~56
テーマ クリスマス
2016年12月18 日                協力牧師 北島靖士

クリスマスの祝いにはローソクがつきものです。わたしもクリスマスのお祝いに
はLED電球ではなくて、ローソクの光がふさわしいと思っています。なぜなら、最近
の照明では周りの闇が見えないからです。全体が光だらけ、闇など存在しないような
錯覚に陥ってしまいます。しかし、ローソクの光は闇の中に輝く光であることがはっ
きりとわかるのです。闇とはダニエル書9:17~19によるならば世界と人間の荒廃です。
このような荒廃したわたしたちのところに、光として、絶対的な平和シャロームとし
て、ちいさい嬰児として、イエス・キリストは来てくださいます。
マリアの賛歌はいつごろ作られたものでしょうか。聖書学者の間にもいろいろな説が
あります。ある人によればこれはキリスト教が迫害を受けていた時代につくられたも
のだというのです。AD64年からローマ皇帝ネロの大迫害がはじまります。ローマの大
火の原因をネロはキリスト教徒のせいにして多くの人が処刑されました。パウロもペ
トロもこの時に殉教したと言われます。この迫害の脅威が地方にも広がって行く中で、
キリスト教徒たちは不安と恐怖のただ中になげこまれました。一体自分たちはどうな
ってゆくのだろうか。教会は消えてなくなってしまうのではないか。どうしてローマ
の絶対的な権力に抵抗できるだろうか、と考えると夜も眠れない日々が続くのです。
そのような中で彼らは旧約でアブラハムに主が語られた「主に不可能なことがあろう
か。」を思い起こします。マリアに受胎告知した天使も「神にはできないことは何一
つない」(37節)といいます。人間の考えからは絶望しかないところでも神さまは希
望を起こされます。
教会でここの聖書の箇所について話合っていた時にある人が44節の「あなたの挨拶の
お声をわたしが耳にしたとき、体内の子は喜んでおどりました。」は妊娠6ヶ月にな
って、お腹の中で胎児が動くのを経験した女性の実感でしょうと言った人がありまし
た。もっともここで喜び踊ったのはバプテスマのヨハネですが、イエスさまもすでに
マリアの胎内におられました。胎内にいる子どもはまだ見ることはできません。しか
し、すでに、確かにそこにいるのです。わたしたちの中にもイエスさまを今肉眼で見
えないから信じることが出来ないという人がいます。しかし、この肉眼で見えないか
もしれませんがイエスさまはたしかに今わたしたちと共に生きておられるのです。そ
して信じる者はお腹の中でドスンドスンと胎児が動くのを感じる女性のようにはっき
りとイエスさまを実感できるのです。どうか、このイエスさまを信じ、イエスさまを
喜び、この世界に平和を作り出す働きをする者として生きようではありませんか。
by hachimejibap | 2017-02-14 12:10 | メッセージ