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だれかが手引きをしてくれなければ

テーマ 牧師
聖書 使徒言行録8:26~40
2016年7 月17 日              協力牧師 北島靖士

何故、教会に牧師が必要でしょうか。聖書解釈者としての牧師が必要です。「聖書解
釈者としての牧師」というのはあるアメリカの神学者の言葉ですが、聖書から神の言
葉を語る者と言う意味です。数千年も前に書かれた言葉を、現代の世界とそこに生き
る人々に向かって語るには専門的な訓練を受けることが必要になります。しかし、
これは神学校を出なければ牧師の資格がない、と言っているのではありません。
神の言葉とは何でしょうか。ヨハネ1:14にあるようにイエス・キリストを語ることが
神の言葉です。神の言葉を語るとは現代の世界と人間に、あの十字架にかけられたナ
ザレのイエスによってこそ救われるのだと語ることです。ですから、生けるイエス・
キリストに出会った人はすべての人はその証をすることが出来るのです。
フィリポは聖書(イザヤ書)から説きおこしてイエスについての福音を告げしらせた
のですから(使徒言行録8:35)、聖書解釈者としての牧師でした。牧師は信徒一人
一人に対する牧会の責任もあります。牧会とは何でしょうか。一人一人に、その時の
その人にもっとも必要なみ言葉を取り次ぐということなのです。このような牧師が教
会には必要なのです。
そして聖書はどれだけ深く研究しようとも、そのままで神のことばであるわけではあ
りません。それは古代の文献に過ぎないのです。しかし、そこに聖霊が働く時にのみ、
神の言葉になるのです。聖書朗読とメッセ―ジの前に祈祷があります。これは「聖霊
の照らしを求める祈り」(イルミネーション)と言われる祈りです。 礼拝において
わたしたちは神の言葉を聴き、祝福を受け、礼拝から派遣されて、日常へと帰ってゆ
き、「喜びにあふれて人生の旅をつづけて行く」(使徒言行録8:39)のです。
by hachimejibap | 2016-08-03 09:00 | メッセージ

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