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八王子めじろ台バプテスト教会 hachimejib.exblog.jp

〒193-0833 東京都八王子市めじろ台2-15-2 ℡.042-663-7036  礼拝(日)AM10:00~12:10              祈り会( 水曜日 午前10時~11時20分


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テーマ :祈り
聖書 テサロニケの信徒への手紙 一 5章16~22節
2015年11月22日                       牧師 左右田 理

 いつも喜び、絶えず祈り、どんなことにも感謝せよ、キリスト・イエスにおいて…し
かし、だとしたら、あの十字架の苦難において、あのキリストの絶望的な叫び(マルコ15:34)
を、私たちは、どのように受けとめたら良いのでしょう。
 テサロニケ教会には、聖霊が働いていました。それはひどい迫害を受けているただ中
で、迫害の矛先そのものであるキリストの言葉を、教会が喜び受け入れたという出来事
でした。(1テサロニケ1:6) それは、十字架にかけられ、苦難のうちに殺されたお方を自分
たちのご主人様として喜び迎える(16節)という出来事です。十字架の苦難の傷跡を引き
ずったまま復活しておられる主(ヨハネ20:20)にのみ聴き続け、また訴え続ける出来事で
す。(17節、ロマ8:26) この世のあらゆる苦しみと一つになった十字架の命と出会う希望
に押し出され、永遠の神の愛へと招かれていく出来事です。(18節、マタイ25:34~36,40)
教会は、そのような“霊”の力による出来事を、求め、探し、たたき続けていくことを
あきらめないよう、招かれている群れです。(19節、マタイ7:7)
 聖書で証しされている、キリスト教会に対する迫害者は、“神の民”でした。救いを
待ち望んでいたはずの民が、教会が救い主キリストから預かった言葉、すなわち「預言」
に迫害の矛先を向けたのです。伝道者パウロは、それについて同じ手紙で、次のよう
に語っています。「ユダヤ人たちは、主イエスと預言者たちを殺したばかりでなく、わた
したちをも激しく迫害し、神に喜ばれることをせず、あらゆる人々に敵対し、異邦人が
救われるようにわたしたちが語るのを妨げています。…(2:15~16)」 当時のユダヤ人に
とって、異邦人とは敵対者以外の何ものでもありませんでした。それに対してキリスト
教会は、“自分たちの救いは、敵対者の救いと連動する”という展望を、霊的な預言と
して受けとめ、歴史的に取り組み続けてきたのではないでしょうか。(20~21節)
 私たち教会が唱える祈りが、勧善懲悪、信賞必罰、自業自得のたぐいから、もし解放
されていないなら、本当に悪から遠ざかっているのか、主の十字架から問われているこ
とでしょう。(22節、5:15) 死に瀕する苦難の中にあってなお、迫害者に対する反撃に
心奪われることなく、神に対する訴え、叫びに立脚し続けた十字架の主に、全身全霊を
もって応える祈りを、私たちは共に捧げていきましょう。
by hachimejibap | 2015-11-30 18:31 | メッセージ