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八王子めじろ台バプテスト教会 hachimejib.exblog.jp

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地の塩 世の光

テーマ 教会の使命
聖書 マタイ5:13~16
2015年9月20日                 協力牧師 北島靖士

この聖書の箇所は非常に有名なところです。世の中のいわゆる「格言集」などにも載って
いるような聖句です。先ずこの聖句がマタイ5章から7章までのイエスさまがされた「山上
の説教」の中にあることに注意してください。山上の説教は3節以下の「幸い」の教えから
はじまります。人間は「幸い」すなわち神の祝福のもとにすでに置かれているのです。わ
たしたちは「自分はどうしてこんなに不幸なのだろう」「どうしてこんな苦しい思いをし
なければならないのだろう」と嘆きます。しかし、ヨハネ黙示録(21:4)にあるように
「自分の目の涙が神さまによってことごとく拭い取られている者」であることに気がつく
ことが必要です。これが慰めということです。これが癒しということです。
ここで聖書は「あなたがたは地の塩になりなさい」とか「あなた方は世の光であるべきだ」
とは言っていません。単純に「あなた方は地の塩である。あなた方は世の光である。」と言
っています。原語の文法でも命令形ではなく「直接法」で書かれています。これから地の塩、
世の光にならなければならないというのではなく、わたしたちはすでに地の塩 世の光なの
です。イエスさまにその膝元近く招かれ、イエスさまの口から出るみ言葉を聴いているもの
はみな地の塩、世の光なのです。
それでは、「あなたがた」(わたしたち一人一人と共同体である教会)が地の塩、世の光で
あるとはどういうことなのでしょうか。塩の役割はものの腐敗を防ぐことです。世の中に深
く浸透し、世の腐敗を防ぐことです。しかし、それは世に従う教会になったり、国家権力の
お先棒を担ぐ教会になることではありません。戦時中の教会はそのような教会になってしま
っていました。一昨日、安保法案が参議院で可決しました。「これで日本は準戦時体制に入
った」と新聞に書いた歴史家がいました。このような「地」に対して教会はあくまで「主イ
エス・キリストの平和」を宣べ伝える務めがあるのです。
「世の光」もわたしたち自身が光を持っているというのではありません。私たちは罪人です。
何度も過ちを繰り返すものです。しかしそのようなわたしたちが、月が太陽の光を反射して
輝くように、「主イエス・キリストの光」を反射して輝かせることを許されているのです。
by hachimejibap | 2015-10-22 22:27 | メッセージ