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八王子めじろ台バプテスト教会 hachimejib.exblog.jp

〒193-0833 東京都八王子市めじろ台2-15-2 ℡.042-663-7036  礼拝(日)AM10:00~12:10              祈り会( 水曜日 午前10時~11時20分


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将来に現される栄光

テーマ :希望
聖書 ローマの信徒への手紙 8章18~23節
2015年8月16日 主日礼拝                   牧師 左右田 理

 クリスチャンになるということは、神の子とされるということです。本日の聖書箇所によ
れば、神に造られた世界が苦しみ、うめきながら、クリスチャンの誕生を願っているとい
うことになります。それはいったい、どういうことでしょうか。
 1994年、新卒牧師として日本バプテスト連盟全国総会に初参加した際、クリスチャン
なのに、なんでこんなにケンカ腰のだろう、もっと穏やかに、賛美と祈りで一致できない
のだろうか、と反発したのを覚えています。(ヤコブ1:19~20) しかし今、私は思います。あ
の頃、理想としていた穏やかな賛美と祈り、そこには、何かが生み出されるための労苦
を新たに共有しようとする意志が無かったのではないか。共に うめき、共に苦しむ輪を
世界に広げることによって、十字架の救いが、復活の命が成就していく展望が無かった
のではないか。(22節) そのようにして世界から待ち望まれている(19節)ことを忘れて、
既存のクリスチャン同士で、いわば身内、仲間内の穏やかさに逃げ込もうとする、悪魔
的な一致へと誘惑されていたに過ぎなかったのではないだろうか…(2コリント11:14)
 怒りの禁止、それは、裁くことができるのは神だけだからです。(ローマ12:19) 今や人類
には、十字架の主によって、裁かれる側に立つことのみが、許されているのです。です
から、もしクリスチャンだけが、人々の うめきや苦しみに連なり満足してしまうなら、そ
れは独善に過ぎないでしょう。クリスチャンだけでなく、あらゆる命に、世のあらゆる悲
鳴、絶叫に連なるよう、招いていくことこそ、教会の使命でしょう。それは、絶えずこの世
の裁きを問い直し、あらゆる命を裁く側から解放する使命となっていくことでしょう。安倍
政権の安保関連法案(戦争法案)に対する、日本バプテスト連盟諸団体による抗議文の
究極的使命もまた、単なる政権打倒ではなく、為政者の解放、救いです。
 誰も裁く側に立とうとしていないなら奪い合いは起こりません。戦争も起こりません。
そして教会が戦争反対を叫ぶことは、いわゆる政治活動ではなく、福音伝道として自然
なことです。なぜなら私たちが十字架の主の御名を証ししていくとき、人々を、裁かれる
側に立つよう招いているのですから。もし十字架の言葉によって、誰もが裁かれる側に
立つなら、日本は戦争していない国ではなく、戦争ができない国になります。うめきと苦
しみのただ中にある、世界中の、あらゆる命にとって、希望の国になるのです。
by hachimejibap | 2015-09-06 08:38 | メッセージ